木造軸組み工法の弱点は、木材の接合部。そこに地震のような大きな外力が加わると、家屋の倒壊を引き起こしてしまいます。
しかしご存知の通り、日本は地震大国。世界中で起こる地震の約20%が私たちの暮らす日本で起こっており、今や全国どこで大規模な地震が発生してもおかしくないと言われています。
だからこそ、家族を守るため念入りな地震対策が必要です。木造軸組み工法の長所を活かしながら、安心できる住まいをつくりましょう。
三和住宅では、木材の接合箇所を様々な「接合金物」でがっちり固定しています。
偏りなく躯体全体が強くならなければ意味がないので、接合金物の種類や数、配置箇所も徹底的に追求。
家中の見えないところでたくさんの接合金物が躯体を支えて、地震に負けない強固な家をつくります。
一口に「接合金物」と言っても、接合箇所に応じて様々なものが使い分けられています。
形状も役割もそれぞれ異なり、適材適所で配されることでその力を発揮することができます。
例えば、土台と柱の結合部分には、地震で柱が抜けないように垂直方向で固定する接合金物を使用し、梁などには、横架材の連結部分を水平方向で固定する接合金物を使用するなど、形状も役割も多岐に渡ります。
家全体をバランスよく強固にするため、いろいろな接合金物が活躍しています。
屋根の最下部である垂木と、母屋、桁、棟木などの接合部に使用して、屋根をしっかり固定します。
筋かい(柱と柱の間に斜めに入れて建築物を補強する部材)と柱を接合するために使用する金物。
梁の接合部や柱を介しての接合部を連結するための補強金物。
建物が水平力を受けた際に、耐力壁にかかる引抜き力に対抗するための補強金物。
地震や台風などの外力が加わった時に、梁が外れて脱落するのを防ぐために必要不可欠な金物。
柱と土台、柱と横架材の接合に使用。柱脚と柱頭の両方に取り付けて、地震時に柱のホゾが抜けるのを防ぎます。
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